ひざの痛み
膝(ひざ)の痛みでお悩みの方へ
膝の痛みの原因として、外傷の他には、変形性膝関節症、半月板損傷、滑膜炎、鵞足炎、腸脛靱帯炎などの病気がよく見られます。最も多いのが変形性膝関節症で、歩行時の痛み、階段昇降時の痛み、立ち上がり時の痛み、膝の曲がりや伸びが悪いなどの症状が出現します。時には膝に水が溜まることもあります(これを関節水腫と呼びます)。いわゆる「膝の変形」と呼ばれるもので急激に生じる病気ではなく、徐々に軟骨がすり減り、その後に骨が削れて変形してきます。変形してくれば誰でも痛いわけではなく、全く痛くない方もいらっしゃいます。かと思えば、全く痛みが無かった方でも、ある日突然に痛みが出現することもあります。治療については変形の程度、痛みの程度、膝の中の何処が痛いか、などにより治療法が異なります。一般的には注射や投薬、機械を使ってのリハビリ、膝周囲の筋力訓練などがありますが、ある程度の変形になりますと手術が必要になってきます。そして手術には適齢期のようなものがございます。その時期を逃さないことが大切で、そのためにはしっかりと診察を受けて自分の膝の状態を把握する必要があります。残念ながら手術治療をなくす事は出来ません。しかし、手術に至らないように膝の状態を改善することはできますので一度ご相談下さい。その方の膝の状態に合わせた治療法をアドバイス致します。
症状
- ひざの痛み
- ひざに水がたまる
- ひざが曲がらない
- 正座ができない
- 足がつる
- ひざの不安定感
- 足首の痛み
- 足首の腫れ
- 足のしびれ
- 足の指の痛みなど
病気
変形性膝関節症、膝靱帯損傷、半月板損傷、腰部脊柱管狭窄症、外反母趾、扁平足、
アキレス腱周囲炎、足底筋膜炎、関節リウマチ、痛風、等。